睡眠障害は病院で治す|快適に眠れる生活を取り戻そう

治療を行なう

寝る男性

睡眠障害を直すには、単に眠る時間を長くすればいいというものではありません。睡眠障害は単純に睡眠時間が短いだけの寝不足ではないので、睡眠時間を長くするだけでは症状は改善しません。睡眠障害で病院に通院すれば、その睡眠障害の種類別に様々な治療を行なうことにより、その症状を治療していくことになります。しかし、ここで勘違いしてはいけないのは、睡眠障害専門の病院で治療する場合も、睡眠障害以外の病院で治療する場合も、睡眠薬を大量に服薬させて治療させる方式では無いということです。

睡眠時無呼吸症候群の場合、まずは原因となる上気道の閉塞を解決するのが、治療の最優先事項となりますが、ここで重要なのが患者さんの体型です。実は睡眠時無呼吸症候群の患者には肥満体の方が多いという統計があります。肥満の人だと、首周りに脂肪が多くついていて、それにより気道を圧迫しやすいからだと考えられています。そのため、睡眠時無呼吸症候群は、睡眠障害として病院に通院するほか、ダイエットを平行して行っていくことも重要になります。また、経鼻的持続陽圧呼吸療法といって、強制的に気道に空気を送り続けることで、気道が塞がるのを防いで無呼吸状態が起こらないようにする治療を行なうこともあります。この経鼻的持続陽圧呼吸療法を行う場合と、やめる場合には専門の医師の診察も必要ですから、その間は睡眠障害専門の病院に通院を続けることになりますから、治療方針などで悩む場合には相談すると良いでしょう。

むずむず脚症候群や過眠症の場合は、薬物療法を行う場合があります。もちろん使用を続けながら、薬剤の副作用がないかなどを見極める必要があるので、治療を続けていて、あるあいだは睡眠障害専門の病院へ通院するのがおすすめです。むずむず脚症候群の場合は抗てんかん薬や高パーキンソン病の薬を使うことがあります。睡眠障害の病院に行くのに、なぜてんかんやパーキンソン病の薬を処方されるのかと不思議かもしれませんが、どちらの病気も脳内の神経やホルモンバランスに影響がある場合が多く、その症状を緩和させる働きが、むずむず脚症候群にも効果的だからです。しかしこれらの薬物は副作用も大きいものですから、服用開始からその後の管理について、睡眠障害の病院、もしくは神経内科などへの通院を続けなければいけません。

睡眠リズム障害や、全般的な睡眠障害の治療法については対症療法のようなものも行われます。これは何かというと、寝ようとする動作に対して妙な緊張感を持っている人などに、寝るという動作を気負わずに行えるようにすることが目的です。睡眠障害専門の病院に行くと、そのあたりを詳しく解説してくれますが、代表的なものは、寝ようと気張らないことが第一です。寝よう、寝ようと意気込んでからベッドに入ると、どうしても脳が冴えてしまって、眠気が飛んでしまいます。また、眠れないことに苛立ったり、他のことが気になったりしてリラックスしてベッドに入れず、余計に症状が悪化することがあるからです。そのため、睡眠障害の人には、慌てて寝ようとするよりも、むしろ極限まで眠くなるまで起きておくことを進める場合も多いようです。また、決まった時間に寝起きする習慣を付けるのも必要なことです。最初は寝れないかもしれませんが、様々な治療方法を組み合わせることにより、睡眠にかかる緊張感などが大きく軽減されるはずです。